こんにちは安田です。

なんとなく気ぜわしい師走になりました。9月から始まったレッスンも4か月目。みなさん道具や作業に慣れてきた感じです。

さて前回に引き今月も和綴じ本のレッスン。

先月の四つ目綴じを思い出しながら、みなさん黙々と作業しました。

半紙を折り、見返しを選び、下綴じ、角布までスムーズです。

 

 

 

一コマ目は亀甲綴じ。この綴じは一つの穴に何度も糸が通るので、穴が小さいとぎゅうぎゅう……。大入り満員との悲鳴も聞こえましたが、みなさん糸の運び方をマスターしました。

 

 

 

ドリルも計算が入ってきましたが、頑張りました^^

2コマ目は麻の葉綴じ。それぞれに裏打ちしたクロスを使っているので、みなさんの個性がでていて素敵です。

大柄の花が1輪、上手に配置されてますね。

 

 

3冊作るとみなさんの手際がぐんとよくなったなあと感じました。

次回は3冊を入れるための帙です。

レッスン時に『古文書修補六十年 和装本の修補と造本』遠藤諦之輔著(汲古書院)を紹介しました。機会があったら手に取ってみてください。